協会けんぽでも毎年度、介護保険の料率の見直しが行われていますが、平成29年度についても昨年末に開催された「全国健康保険協会運営委員会」で議題として取り上げられました。
この運営委員会の資料として公開されているものを確認すると、平成29年度の介護保険料率は、4月納付分から1.58%から1.65%への引き上げが見込まれているようです。この引き上げが決定した場合の保険料負担は、例えば標準報酬が200,000で被保険者1人当たり月額140円(本人負担分)の増加となります。(賞与の額は入っていません。)

正式な発表は今後となりますが、検討が続く健康保険料率の見直しとともに、注目をしていきましょう。

社会保険料の増加に伴い、健康保険料についても今後料率が上がることも予想され、事業主、従業員双方とも負担が増えていくことになりそうです。また、健康保険についてもわかり次第、お伝えしていきたいと思います。